あかりや次七

2020.09.04|風習のこと

お彼岸

もうすぐお彼岸

お彼岸とは、春分・秋分を中日として、前後各3日間を合わせた各7日間のことをいいます。2020年のお彼岸は、9月19日から9月25日までの「秋分の日」を中日として前後3日間、計7日間が「お彼岸の期間」になります。

お彼岸とは、どんな日?

そもそも「お彼岸」とはどんな行事なのでしょうか?
お彼岸は、もともとサンスクリット語の「パーラミター」(波羅蜜多)が語源であると言われています。仏教で、「パーラミータ」とは、輪廻の世界「此岸(しがん)」から解脱し、迷いのない悟りの境地「彼岸」に達することを意味します。

春分の日と秋分の日には、太陽が真東から上り真西へと沈むため、東に位置すると言われている「此岸」と西に位置すると言われている「彼岸」の距離が近くなり、それによって彼岸と此岸とが通じやすくなる時期ということから、お彼岸にご先祖さまの供養をするようになったと言われています。

お盆は、ご先祖さまの霊がこの世に戻ってくるのに対してお彼岸は、「彼岸」(浄土)へと渡る時期であり、ご先祖さまの冥福を祈るとともに、自分の身を慎んだり感謝したりする日と言われています。

お彼岸はなにをするの?

お彼岸は、お盆のような特に決まった行事や飾りつけをすることはありませんが、一般的に中日の前後にお墓参りにいくことが多いです。お彼岸の時期にご先祖さまが眠っているお墓や仏壇、仏具のお手入れをするのもよいです。
お彼岸の御供えものには、お花やぼたもち・おはぎをするのが一般的です。ぼたもちやおはぎの材料である小豆は魔除けの意味があるため、お彼岸の御供えに使われるようになったと言われています。

お彼岸と提灯

お彼岸の時期には、すでに盆提灯は片付けられている方が多いかと思います。古くからの風習としての迎え火や送り火としての盆提灯の役目はこの時期終わっているかもしれません。
一方で、最近はインテリアとしても使用できる現代行灯などが多くなってきており、お盆の時期だけでなく、1年を通して飾られる方も増えています。
このお彼岸の時期に、一度お手入れをされるのもよいかと思います。

和紙を透したあかりとともに、大切な人を想ったり、自分のことを振り返ったりしながら、心落ち着くひとときになればと思います。

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