AEROFOIL
セバスチャン・コンランの
AEROFOIL(エアロフォイル)
長良杉のフレームと和紙から漏れ出る
美しい光
「THE CONRAN SHOP」の創業者テレンス・コンラン氏の長男、セバスチャン・コンランが、1986年にロンドンで立ち上げたデザインスタジオ、セバスチャン・コンラン・アソシエツ(SCA)。
2015年、岐阜県に招聘されると、翌16年、岐阜県との間でデザイン連携協定が締結されました。和紙・提灯・刃物・陶磁器・木工などモノづくりの県内企業10社と組み、県内の誇る伝統工芸と国際的なデザイン観とが融合された新作を開発し、翌17年1月にパリの国際見本市「メゾン・エ・オブジェ」で発表しました。
当社が手がけたAEROFOILをはじめ、各社の開発品は「セバスチャン・コンラン・ギフ・コレクション」を構成するアイテムとなっています。
AEROFOILは、初期の飛行船や飛行機の軽やかな構造からインスピレーションを得たセバスチャン・コンランが、天井から吊下げてもフロアに置いても、あらゆる空間で目に留まるアイテムを考案して生まれた照明作品です。
山々が多く緑豊かな岐阜の地域特性と提灯の伝統技術を駆使して生み出された本製品は、飛行機から着想を得たフレームには地元の長良杉を、シェードには楮和紙や竹ひごを用いて作られています。
薄手の木製フレームにすることで、フロアに映る陰影までデザインに組み込まれているのが特徴です。