あかりや次七

2020.07.30|風習のこと

初盆とは

「初盆」はいつ?

「初盆・新盆」とは、亡くなられて四十九日法要が終わり、忌明け後に初めてお迎えするお盆のことをいいます。

初盆を迎えた家にはご親族や知人が集まり、特に丁寧に供養をして過ごしたりします。
つい最近まで一緒に過ごした人を懐かしく想う気持ちが強く、特別にもてなしたいという心から初盆の習慣が始まったといわれています。

「初盆」はどのように過ごすの?

普段のお盆でも故人を迎えるために、御供や提灯などの準備をします。
初盆と普段のお盆の違いはなにでしょうか?

大きく違うところは、宗派によって異なりますが、親戚や友人を招いて、住職に読経をあげてもらい供養するところです。通常のお盆では、親戚や友人を招くことなく家族のみで行ったり、住職を招いて読経を挙げてもらったりというような法要を行わないことも多いようです。

初盆の時に用意するものとしては、宗派によって細かな違いがありますが、一般的に精霊棚、精霊馬、盆提灯などを用意することが多いです。

初盆の提灯

 初盆のお宅には、古くから親戚や子供、親しかった友人から故人の精霊を華やかに迎え慰める供養の意味で「盆提灯」を贈り、お迎えする習慣があります。

提灯は精霊をお迎えする意味だけではなく、精霊に安らかに成仏して欲しいという祈りと、生前のご恩に対する感謝の気持ちを込めて行う先祖供養の表し方でもあります。

お盆は、親元を離れて暮らしている子供やすでに一家を構えている子供家族が故郷へもどる季節であったり、盆踊りなどをする日本の年中行事であったりしますが、亡くなった方の魂がこの世に戻ってくる日ともいわれています。

初盆を迎えるお宅では、親戚や故人と親しかった方から送られた提灯を仏間に飾ります。贈る側としても、生前お世話になった、また親しくお付き合いさせて頂いたという気持ちから贈るものですので、心を込めて選びたいものです。

初盆の際には白木で白い火袋の提灯の他、特別な提灯を用いる地域もあります。
最近は、住環境の多様化、核家族化の影響で、初盆のお宅でお提灯をご購入される場合も増えており、またお提灯においても、絵入りの普通の提灯を用いる地域も増えています。

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