暑さの厳しい中でも、涼しげな暑中見舞いをいただくとさわやかな気持ちになるものです。
コロナ禍でいつも会っていた人とも会う機会が減っている昨今。
そんな今だからこそ、暑中見舞いを送るのにいい機会だと思います。
暑中見舞いを出す時期
暑中見舞いは、一般的に小暑(7月7日ごろ)から立秋前日(2020年は8月6日)までに送るのが通例です。なかでも最も暑さが厳しいとされているのが、夏の土用の期間(2020年は7月19日から8月6日まで)で、この期間を「暑中」といいます。そのため、この時期に出されてもよいかもしれません。
また、梅雨明けを待って出される方も多くいらっしゃるようです。2020年は7月15日時点で梅雨明けをしている地域は沖縄のみですので、「暑中」の時期まで出すのを待つのもよいでしょう。
実際の暑さよりも暦が基準になりますので、立秋の前日までに届かない場合は、「残暑見舞い」として送られるのがよいです。
残暑見舞いは、立秋から8月末頃までに届くように送るのがよいようです。
暑中見舞いを送る相手
暑中見舞いは誰に送っても差し支えありません。
暑中見舞いを送って失礼になるということはありません。さまざまなお知らせを兼ねて送ることができます。
お世話になっている方やお知り合いの方、お友達などに「どうしているかな?」という相手のことを思う気持ちがあればどなたに出されてもかまいません。
また、喪中の相手に暑中見舞いを送っても大丈夫です。
ただし、一般的に四十九日(忌明け)前は、控えられた方がよいかと思います。
暑中見舞いの書き方
暑中見舞いに決まった形式はありませんが、一般的に4つのブロックで構成して書くことが多いようです。
・お見舞いのあいさつ
・時候のあいさつからはじまる主文
・結びのあいさつ
・日付
書かれる際は、4つのブロックを少し気にしながら書いてみるとよいのではないでしょうか。
暑中見舞いにちょっとプラスして…
手紙や便箋で送る暑中見舞いも素敵ですが、プレゼント要素を少し加えて、レター提灯を送ってみるのはいかがでしょうか。
無地のレター提灯に直接書いてお気持ちを添えてもよいですし、絵柄のレター提灯にお手紙を添えてみるのもよいかもしれません。
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